こんにちはAcoです。
現在7月13日からの展示準備で絵をパネルにしているところなのですが、
恥ずかしながら、写真展示や美術関係者なら常識である2つのグッズを
今まで利用したことがなく、今回はじめて知りました。
1つ目はスチレンボード、貼りパネルとも言われる厚さ3ミリくらいから20ミリくらいまでの発泡スチロールの板です。
アイドルの追っかけをしたことも写真展示も自分ではしたことがなかったので知りませんでしたが、
これは有名なものだそうです。
シールのように片面が貼り付けされるものと、のり付きでないもの、スチレン素材が紙でサンドイッチされているものなど様々です。
画像はダイソーで見つけたもの。
2つ目は、恐らく美術展等でキャプションをとめるのに使われているのかもいれません、粘土鋲とよばれるものです。
今回はコクヨのひっつき虫がいいとのことでしたので、こちらを利用しました。
さて、自分のパネル制作をしている際に、これは家の中で子どもの作品展示をする時にばっちりじゃないか!と気付き、
今回はそのパネルの作り方を紹介いたします。
パネルを作るのに必要なものはスチレンボードとひっつき虫と両面テープとカッターだけ
今までは額縁に入れると結局壁に画鋲で穴を開けたり、フックをつけたり壁に手を加える必要がありました。
そして、毎回額縁裏の金具を広げるためのドライバー出すのが億劫だったり、
動かしたいときに手軽にできないのがネックだったと思います。
今回は、絵の裏にスチレンボードを貼り付けることで、見栄えと耐久性と壁に装着する準備が一度に叶うのです。
まずは飾りたい絵の大きさにスチレンボードを切ります。
完璧に美しい仕上がりを求める方は先に絵をパネルに貼り付けして大きめに
スチレンボードをカットし、最後に余分な縁をカッターで切り落とすそうですが、
私はケチで面倒くさがり屋なのでほぼほぼ絵の大きさで今回は19cm四方でカットしました。
のり付きでないスチレンボードの場合は両面テープを四隅に貼ります。
のり付きのばあいは全面のり付きなので、うまく貼れなかった時に、剥がしてやり直すのが難しいと思いますし、
スチレンボードの汎用性を高めるためにも全面シールタイプでなくて良かったかなと思いました。
シールタイプで、方眼紙の用にマス目が書いてあるものもあるようです。
どちらでも良いですが、絵とボードをトントン揃えてから、絵を押さえて、剥離紙を一箇所ずつ剥がすほうが安心でした。
四辺に両面テープを貼り付けることで、隙間がなくなりますが、小さい絵なら、四隅だけで十分でした。
大きい絵の場合は適宜、両面テープでスチレンボードと絵をくっつける範囲を多めにとった方が良いかもしれません。
はみ出ているボードが気になる場合はカッターで揃えます。
金属製の定規を押し当てて切るとスムーズです。
そして、壁に貼ります。
もうこれで、どんな壁にも画鋲の取れることを恐れずに、
上の壁まで使えます。
また、とっても軽いので落ちてきても安心。
気になる粘着力は5−6回剥がしてもまだペタペタしていましたので、
ぐぐっと絵を壁に押し付ければ大丈夫かと思います。
また、ひっつき虫は剥がす時にシミになることもあるそうなので、
その辺りが気になる方は使用上の注意をよくお読みになり、ご使用いただけるといいのかなと思います。
まとめ スチレンボードなら、どこでも好きなところにかなり大きな絵まで貼れる!落下しても安全で費用は100均一の額縁よりも経済的
お試しの価値はあります!
このタイプのスチレンボードを今回は使っています。(メルカリで安く譲っていただきました)
追記
こんな感じでお外展示でも大丈夫でしたー ひっつき虫四つ角に貼りました。これはさすがに剥がれるとかっこ悪いので苦笑。
さらに追記 展示が終了し、24つのパネル作品のうち、どのくらい剥がれて落下しているか不安だったのですが(何しろ無人展示なので)、なんと一か月、ほぼ放置で展示していたにも関わらず、落下していたのはただ一つのみ!でした。
それもよく見ると、焦って貼ったものだったので、しっかり4点みっちりくっつけていれば、という私のミスによる落下でした。
剥がす時も壁側への跡残りもなく、(カスはひっつき虫同士、練りつけると剥がれる)とても便利だと思いました。