こんにちは。
みなさんは絵本の読み聞かせ…してもらったことはありますか?
その時の気持ちは覚えていますか?
私は家でも、職場でも(当然ですが)、読み聞かせしすぎていて
忘れていたその大切さを再確認したので忘れないうちに、記事にしておこうと思いました。
最近少し、自分の仕事に自信がなくなってきた事もあり、
(天職!と思って思い切り楽しく仕事をしていてもそんな風に感じ始めたというのは、
多分、色々客観的に見えてきたステージなんだと思います)、
若干、本の読み聞かせの力を軽視しかけていたんです。
同じ学年でも「お話大好き!」というクラスもあれば「早く本を自分で選びたい」というクラスもあり、
先生方の図書(児童と本をつなぐこと)への熱量も様々で(それはもう割り切っているのですが)、
いつも授業時間を持つ以上は、「何か伝えなきゃ!」と思って色々準備していたけれど、
ただカウンター業務だけやってれば良いのかな?なんて思う時もあり。。。
そんな中で、図書ボランティアのお母様方に、
朝の読み聞かせを全クラス分していただく機会があり、その様子を巡回していたのですが、
読み聞かせの絵本も違えば、ボランティアの方の話し方も違う。
絵本が小さすぎて後ろの子は見えないのかもしれないけど、
子どもたちがボランティアさんの周りに半円に囲んで、熱心に聞いている。
人の声で何かしてくれてる。
目の前の私(たち)のために誰かがお話してくれてる。
…TVやDVD、動画にかけているものってこれなんだよなぁ。
それはとてもアナログなんですが、
人と人が本の読み聞かせを通して、つながる。
安心する事なんですよね。
また、私が学校司書として子どもたちにする読み聞かせは、
違う意味合いも充実させなければいけないのですが、
根本的には、
〝楽しい 〟とか〝安心する 〟という事が、根底の人と人との信頼関係に響く事なんだろうなぁと実感しました。
何か勇気づけられた、素敵な時間でした。
ありがとうございました。
学校とは翻って、家ではとにかく、我が家の子どもたちは(特にモクは)、
お話が一個減ると泣き出すくらいの観客なので、「はいはい上演しますよー」って感じで(強気)
こちらは若干雑に読んだりもするのですが、不思議や不思議。
読み聞かせしているとだんだんこっちが読んであげるのが楽しくなっちゃったりして、いつの間にか名演に。
最近は滅多に怒らないのであまりないのですが、面白いことに、
怒っている時も本を読んであげてると怒気が削がれるんですよ。
多分怒りと「絵本を読んであげる」という行動の中の優しさとの間の不調和が気持ち悪くて、
後者に移行するんでしょうね。良いクールダウンです。
是非、へとへとイライラな日もあると思いますが、
自分の子は絶対のママのファンなので、1ページでもいいので、絵本を読んであげてみてください。
私も咽頭炎が辛くて、いつも自分の子の読み聞かせはサボりたくなりますが、
いいことしかありませんので、読んであげてください。
子どもの心が満足して安眠熟睡してくれるし(超重要)、辛いながらも読んでいるうちにママも楽しくなりますから。
今日もありがとうございました。
追記 コロナの影響で読み聞かせができなくなり、一層、今までが本当に恵まれていたことに気づきました。
恐らく、どの学校も読み聞かせは縮小傾向にあるので、
お子さんが読み聞かせをしてもらえる機会がママだけになっちゃうかも。
最近は、この時間が、人生を振り返った時に一番平和で幸せな思い出なんだろうなぁと、
最期を思いながら子どもに本を読んでいます。