今日は画用紙やお花紙など、100均でもすぐ手に入るものだけで、夏にぴったりのペーパーフラワーを作ります!
Contents
1つめ ぼくは王さまシリーズの本の中にでてきた「ゆめのひまわり」をつくる!
寺村輝夫さんのぼくは王さまシリーズ、みなさん一度はお読みになったことはありますか。
あのイラストを見たら、遊びが大好きで少しわがまま、でもにくめない王さまを思い出されるのではないでしょうか。
息子のモクは来年一年生、そろそろハードカバーの易しいものがたりを読み聞かせてもよいかと思い、
今年の夏はぼくは王さまシリーズ、小暮正夫さんの日本のおばけ話・わらい話、かいけつゾロリなどを一緒に楽しんでいます。
年少の娘のタマもいるのでゆかいな絵が入ったものを選びました。
さて、『王さまゆめのひまわり-ぼくは王さま2』では王さまのお城に図書館が建てられることになるのですが、
設計士のレオドナールが願いをかなえる不思議なひまわりの花を王さまに渡します。
喜んだのもつかの間王さまには思いもよらない出来事がつづき、謎にみちたレオドナールの正体をあばこうとしますが・・・。
まるで夏の白昼夢のような展開に大人も楽しめることと思います。
こちらの本を5夜くらいにわけて読み終えました。毎回毎回続きが気になります。
私もおそらく30年くらい前に読んでいるはずですが、こんなエスプリの効いた内容だったっけ?と思うのです。ぜひ、低学年に選んでほしい、おもしろさのつまった本です。
というわけで、この食わせ物の設計士レオドナールが妻のモザリナと育てていたような「ゆめのひまわり」を作ってみようじゃありませんか。
〈材料〉
新聞紙(小型を作るのなら広告でも可。巻いてひまわりの茎にします)
画用紙2~3色(ふちの花びらの部分と中央の丸い部分、葉っぱ用です)
折り紙(何色でも可。カラフルだとドリーミー感がでます)
セロテープ
描くもの
はさみ
〈作り方〉ほぼ見たままです。なお、4~6歳児仕様の作り方なので、適宜できることは自分でやってもらうと◎です。
1.丸い部分を作ります。画用紙いっぱいの丸はママが描いてあげましょう。
中の模様を子どもたちに描いてもらいます。モクもタマも格子状にしていますが、五重丸や種を沢山描くとかでもいいと思います。
2.花びらを切ります。紙を折り重ねて切ると一回で切れてラクです。切った花びらは縦に折り目をこどもにつけてもらいます。
3.葉っぱを切ります。形は同じで花びらよりは大きいとそれらしいです。葉っぱの線はこどもたちに描いてもらいましょう。
4.丸い部分の模様がかけたら、切ります。
5.丸い部分の裏側に、縦に折り目をつけた花びらをセロテープでつけます。
切りやすいセロテープであれば子どもたちは上手に円周に花びらをつけられます。
6.そのあいだに新聞紙を巻いて、セロテープで仮止めをしたら、その上から折り紙で茎をくるみます。
すべてにセロテープをつけなくても、仮止めした上から、上から下まで斜めにざっくりセロテープを巻き付けるだけで止まります。
こだわり派のモクは茎を同じ茶色に統一していましたが、ゆめのひまわりなのでタマのように茎がガチャガチャした色でもトリッキーな感じで面白いです。
7.花と茎を裏から、葉と茎を裏表からテロテープで固定したら、出来上がりです!!
背丈くらいの「ゆめのひまわり」にニッコニコのタマ!
かなり写実的に仕上げたモクの満足そうな顔!
魔法のステッキにしたり、またいだり、とても喜んで遊んでいました。壁に立てかけておいてもかわいいです。
是非、子どもの数だけ「ゆめのひまわり」ができますように。
今回は読書から得たインスピレーションで遊びました。
2つめ なつかしのあの紙でぜったい失敗しない『睡蓮』がつくれる?
日本人が最も好きな画家ベスト5の中にかならず入るであろうクロード・モネ。
生涯を通して美しい絵をたくさんのこしてくれましたが、その中でも後期の『睡蓮』の連作はその場に立っているかのような水辺の臨場感があって素敵です。
毎年、印象派展はいずれかの美術館で企画されるので行きたいなと思いながら、まだ子どもたちを連れてモネは見に行っていません。(東京国立博物館には毎年お正月に行くのですが)
なかなか休日に人気の企画展に幼児を連れていくのは大変ですので、家に睡蓮を持ってきて楽しんでみませんか。
さて、今日は20年ぶりにさわる人も多いのでは?というお花紙で、子どもたちと遊びながら、『睡蓮』をつくってみましょう。
〈材料〉
お花紙(5色セットで100均で購入)
※すでにじゃばらに折られた状態で単色ものが売られていますが、今回は「印象派睡蓮」をつくるため、また、こどもの手先の発達のために折られていないものを選んでください
画用紙
※今回はわかりやすく、水辺を青系、葉を緑系でつくりましたが、「連作」にする場合は水辺をピンク系、黄色系に変えても光の変化を描いている印象派っぽいですね!
のり
※テープのりでもくっつきますが今回は紙がゆがんでも味わいになるし、お花紙のひだにうまく定着する工作のりを使いました。
額縁(あれば)
※額縁に入れる場合は額縁の裏板のサイズに水辺の画用紙をカットし、はめ込んでおくとバランスがとりやすいです。
〈作り方〉
5色くらいを自由にえらび重ねて、じゃばら状に折っていきます。
4歳だとまだ力が弱いので、真ん中のホチキスは大人がとめてあげましょう。
6歳のモクはひとりでできるかなぁと思いましたが最後まで押し込むのは少し難しいようだったので手伝いました。
出来上がったカラフルなお花たちに子どもたち大喜び!
その大きい睡蓮は子どもたちに与えて(笑)、頭にのっけたり、おままごとなどして遊んでいてもらいましょう。
さて、ママがつくる『睡蓮』のつづきです。
睡蓮の大きさは額縁や仕上げたいサイズにお任せしますが、今回は(紙が足りなくなったこともあり)通常の4分の一にお花紙を切ったミニミニサイズでつくってみました。
睡蓮の葉は楕円に切った後、切込みをいれて、折り返すと立体感がでます。
睡蓮の葉を水辺の画用紙に、睡蓮にものりをつけてはります。
完成です!!
今回はおうちの玄関用にミニミニサイズで作りました。
通常の大きさで作る場合は、水辺はカラー模造紙(こちらも100均などで売っていました)にして、壁にこどもたちと自由に貼り付けても素敵です。
ちなみにAcoの勤務する小学校ではボランティアの保護者さんとそのお子さんとたちと模造紙3枚分つかって制作し、本物みたいでした♪
2つめは懐かしのお花紙で『睡蓮』をつくってみました。いかがでしたか。
これからも、すぐ・簡単・可愛くできて、ママが楽しくなる、子どもが育つおやこアートを紹介していきます。
今日も元気にお過ごしくださいませ。
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