ママとこころ

心理学・メダリスト・医者から学ぶ諦めると幸せになれる3つの理由

2018年11月12日

こんにちは。変なところであきらめが悪いAcoです。

子育てに関しては、我が子が昼寝をしない事を一歳半くらいであきらめ、長男モクがこだわりが強くて育てにくかったことも(その反面、いや、その「おかげで」とても良い仕事をする才能がモクにはあるとわかったので)やっとあきらめてこれたので、だいぶ幸せになれました。

しかし、

自分の人生に関しては何か、変な向上心というか見栄というか、何かに追われるように、いつも「今のままではいけない!」と色んなことに手を出してしまうタイプなんです。

でも今回、39度の熱と頭痛で受けた二次試験(それでも受かると思ってた)に撃沈し、結局体調管理もろくに出来ない自分に嫌気がさしてふっと糸が切れました。

母からの「頑張って平成を駆け抜けたね!」の労いメールに、優しいイケメンの旦那さん、可愛すぎる子どもたち、好きな仕事にちょうど良い働き方、あぁこんなにも全て欲しいものを手に入れて幸せなのに、なぜ私はガツガツ走り続けるんだろう…と思い、自分のこれからアラフォーを迎える生き方は少し修正しようと思いました。

キーワードは「あきらめる」、ネガティヴに響きますが、それこそが、これからの現代社会を生きるアラフォーの私たちにとってクレバーな選択肢である事を3冊の本を通じて、今日はご紹介したいと思います。

実際にあきらめてみると私が15年自分に背負いこんでいた「素敵な自分」願望にカタがつき、無駄な事を考えなくなりました。より、今ある幸せに向き合えている感じ。

子育て、生き方、仕事、人間関係…いつも思い通りにいかない中で、あきらめると心身ともに幸せになれるのはこんな理由があるのです。

社会の幸福基準をあきらめることは自分の人生のミッションを明らかにする事だから

教育や子育て、恋愛、孤独、フランクル(『夜と霧』の)に関する著作の多い心理学者諸富祥彦氏の『人生を半分あきらめて生きる』では、これからの全てが縮小する日本社会において、恋愛・結婚・就職・所得・生活環境全て幸せのパイは小さくなり&選択自由であるがゆえに成功しないのは自己責任、という悲観的な状況は避けられないとのこと。はっきり言って人生どうにもならない事ばかり。

そんな限られた幸福基準の中で自分の幸せを測るのではなく、じゃあ、全てのお仕着せの幸せはあきらめて、そぎ落とした中で、自分は何をしたいか、何をなすべき人間か、というたましいのミッションを明らかにして、それに打ち込むことが心の奥を満たす生き方につながるという諸富氏。

私のように何でも手に入れたいと思ってしまう人間も、そろそろ自分のミッションをしぼって専心するしかないかもな、と思いました。

目の前の壁をあきらめると本当に欲しいものが1番早く手に入るから

日本人初のメダルスプリンター為末大氏の『諦める力』では、才能を活かして記録を出してきたアスリート人生の前半とメダルという目標の為に当時マイナーだった競技に種目を変えるという転機の葛藤の部分が非常に読み物として面白く感じました。

本当に自分が欲しいもの(メダル)の為に、目の前の壁(短距離の花形種目100メートルで勝てない)をあきらめて、戦略的に他の道(世界レベルでも勝つ見込みのある400メートルハードル種目)を選ぶ、という行為をきちんと分析してから行った為末氏の姿勢には、続けること、諦めないことが美徳とされる日本社会において、やめることをポジティブに考えていいんだよというメッセージがこめられています。

私は割と要領が良い分(いつも中途半端でやめ)逆に何も極められない事が、ずっとコンプレックスでした。仕事も趣味も中途半端、こんな人間は一筋に打ち込んできた人達には敵わない、と。でも、この本を読むと自分に合うものを試して、明らかにしてきた過程なのかな、と思えました。色々してきた経験を掛け合わせて、誰もまだいないニッチなフィールドにたてたら、私も自分金メダル取れるでしょうか、希望です。

こちらも世の中は平等ではない事、幸せを、ココまででできたらいいか、と自分のものさしではかっていく姿勢が諸富氏と共通していました。

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あきらめると自律神経が整い、健康で高パフォーマンスでいられるから

最後に自律神経研究の第一人者、順天堂医学部教授小林弘幸氏『自律神経を整える「あきらめる」健康法』を紹介します。

まさに、私が睡眠だけでは体調管理できなかった最大の理由がこちらでした。人の体の免疫や排泄・消化等々に必須の自律神経。交感神経と副交感神経のバランスで血流をコントロールしているのですが、明らかに私の場合交感神経(興奮時)が過剰に働きすぎていた事が本書を読んでわかりました。

男性は三十代、女性は四十代で自律神経の働きが低下してくるそうですが、恐らく私は交感神経優位の生活をここ20年続けてきたせいで、産後にドカンと体のバランスが崩れたんじゃないかな、と思います。

具体的にはステージで歌う指揮する、スピーチする、教室で授業する、試験受けまくる、落ち着かない恋愛する、ジョギングとかテニスとか、とにかくそういうハラハラドキドキすることやプレッシャーがかかる事が好きでした。もう交感神経アゲアゲすぎです。(^◇^;)

今もゆっくりすればいいのに、毎日予定入れて、色んな締め切りに追われて、体を必死に動かして、、、喉が毎週膿むわけです。

もう、そういう歳じゃない、というか、生き方自体に大きな転機が来たと思います。

副交感神経(リラックス)の力も高めるためには、本当の意味で目の前の些末なことをあきらめて自分のゆったりしたペースを築いていかなければなりません。といってもする事は簡単、笑う(口角を上げること)、ゆっくり深呼吸すること。この2つ、できれば+ウォーキングで、健康でハイパフォーマンスな自分になれるそうです。

自律神経を整えることは自分の健康だけでなく、周囲にも好影響を与えるようです。これはママに嬉しいスキルですよね。確かに経験的にも自分がリラックスしている時は子どもたちも穏やかです。

イライラした時も交感神経の働きによるものだ、と思うと、自分は毒親なんじゃないか!?とかいつまでも自分を責め続けたりする事がなくなると思います。

心と体はつながっているので、実際に興奮して交感神経が優位すぎる時には副交感神経の力を高める動き(深呼吸、拳を緩めて手をひらく、怒りの原因から気をそらすなど)をする事で心まで落ち着いてくるのです。

自分の精神のせい、ではなく体の働きのせい、って思うだけでもかなり救われますよね。

ちなみに中年男性でよくイライラまき散らす人も副交感神経の働きが鈍っているからみたいですよ。

また、完全な健康でいることをあきらめると、かえって自律神経が正常に働きはじめたりして良い方向に向かうそうです。

私も毎週咽頭炎で頭痛高熱に悩まされていましたが、少し、それも含めての自分、と毎日を全力で生きることをあきらめようと思いました。

 

挫折はあきらめることを考え、学ぶ、人生最大のチャンス

もうすぐ35歳をむかえる私にとって、今回あきらめる事を学べたのは非常にいい経験でした。

多分今「明らめ」ずに、25歳くらいの気分で駆け抜けていたら、心身ともに大事なミッションを見逃していたと思います。

みなさんも何か昔のようには思う通りいかないなぁ…と感じ始めたら、「あきらめる」事で幸せに近づくこともできると覚えておいていただけると、ラクになると思いますよ。

今日もありがとうございました。

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