![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
家族みんなものづくり好き、家の中は作品でいっぱい!です。
家に子どもの絵や作品を飾ることの子供の絵を飾ることのメリットは以前記事でご紹介しましたが、
実際に子どもの自己肯定感を高め、お家を元気の出るプチギャラリーにするための実践編を
発達時期別に分けて、今日はお伝えしたいと思います。
Contents
【乳児~幼児期】不定形な作品は黒板シートに集めてすっきりと
乳児期の作品・園での制作物は作風を活かして飾る
乳児から幼児時代の作品というのは、
まだまだ手先の動きの練習の要素が強く、
保育園では立体作品や異素材のコラージュ、
不定形なサイズが多いですよね。
お行儀よく飾るよりは、
そのままの作風を活かしたかったので、
このように、壁に貼れるタイプの黒板シートの上に
季節ごとに貼り付けていました。
展示スペースを限定するとおしゃれに飾れる
スペースが限られていたり、
ごちゃつくのが苦手という方は、
決められた壁だけに飾る!
と決めるといいと思います。
以前とあるご家庭のお父さんの書斎に入らせて頂いた際、
とてもシックな室内の中に
壁の一面だけ、とにかくお子さんが描いた絵が、
びっしりと貼ってあるのを見て、
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
と思ったことを覚えています。
おしゃれでシンプルなインテリアの中に一面だけ
作品スペースがあるとプチギャラリーのようで素敵でした。
おすすめの黒板シート
おすすめは黒板シートです。
今は色々な黒板シートがあり、
マグネットがつくような厚めのものもありますが、
作品展示スペースにする場合は薄いほうが良いと思います。
(黒板として使用する場合は、消しやすさ・書きやすさの面で分厚いほうがよいです)
特に次に紹介する黒板シートは大きめなので「飾る場所」として雰囲気を変えやすく、
シールタイプのウォールペーパーなので貼り直しもお手軽です。
もちろん、書き込んだりも可能。
チョークでお絵かきするのも楽しいです。
【幼児~小学生期】お気に入りのお絵かき・作品は是非額縁に飾る
とは言え、額縁ってもともと数千円するものなので、
何十個も買えないし、かさばりますよね。
ネットでみても意外とシンプルで安いものが見つけにくいのです。
そこで100均一に行くわけですが、
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
なるべく飾る負担を減らすために、次のポイントを抑えてお買い物に行ってくださいね。
買うべき100均額縁のポイントは高くて付属品の多いもの
遠目にはどれでも同じように見えますが、近くで見ると、
100円商品は、木目の紙が雑に貼ってあるところが安っぽく見えます。
また、壁にかける時のストレス度もだいぶ違います。
100均一(今回はダイソー)の中でも選びたいのはこんな額縁です。
紐と紐かけが3つついているタイプが買って便利な額縁です。
横向きでも縦向きでも飾れるようになっているものがよく、
ギザギザのフック※だけのものは、
(※おそらくピクチャーレール用なのですが、
すでに設置済みのお家はなかなかない)
画鋲やフックはうまくかからないし、紐を通しても不安定です。
結局、自分の重みを支えきれず落下して壊れてしまいました。
ですので、是非200円か300円でもよいので、
飾りやすい額縁を選んでもらうと最終的に節約になります。
ちゃんと表面に保護シールもついていたりします。
使いにくい額縁を買ってしまったら→画鋲で再利用可能!
使いにくい額縁でも、家にあるもので使いやすく改造することができました!
用意するものは学校にあるような平たいタイプの画鋲とセロテープだけ。
これを試すまでは、画鋲がまっすぐ入るか心配だったのですが、
よく考えたら平らな画鋲面に平らに額縁の圧力をかけるんだから、
まっすぐ入らないわけがありません。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
思った以上にスーウッと差し込めるので逆に病みつきになりそう。
なかなかないですが歪みがある場合、
差し直したいときも額縁ごと両側を持って外して、
刺し直してください。
一回はずしたぐらいでは画鋲は取れないので安心ください。
窓脇の狭い壁ですがスッキリ飾れました。
子どもが作った体験紅型と
私が紅型生地で手作りしたクッションカバーがあう~(自己満)
この貼り方は、絵自体に画鋲の穴を開けたくない方にもオススメです。
セロテープ画鋲を貼る前に、
テープやマステなどで絵の裏側をカバーしておくと
セロテープ画鋲を剥がす時に絵が破れないです。
また、画鋲をさせない硬い壁の場合は、こんな粘着ミニフックも使えます。
画鋲と違い、刺し直しができないのですが、
こんな感じで飾ることができます。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
そうそう、
額縁に飾る前にちょっとひと手間ですが、
紙の裏に名前と日付(年月だけでも)を入れておくと、
何年か後見返した時に嬉しいし、とても助かります。
作品をおしゃれに飾るルールが学べる本
飾り方にも、ルールがあります。
今までも、
額縁の上端や下の端を揃える、
初心者はシンメトリー(左右対称)が無難
違うものをいくつも揃えるより同じものを2セットずつ買う
くらいは無意識にわかっていたつもりなのですが、
そこをさらに、もっと、
垢抜けさせるちょっとしたセオリーがあったことを知りました。
とりあえずこの本買ってみてください。
いつもは借りることをおすすめしているのですが、
手元にあったほうが、ぜったいいいです。
そもそもお部屋の本なのですが、
持ち物は同じなのに、
かんたんなルールを意識するだけで、
お部屋が広くあか抜けていく理論が
ものすごくわかりやすく解説されているのです。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
みなさんも無意識にやっていらっしゃることがあるかもしれませんが、
理論的に解説されると「なるほど!」と理解が深まります。
物を捨てずに、買わずにほんのちょっとしたことで、
おしゃれになるんだーと、目からウロコでした。
(義母にあげたら早速実践して素敵スペースになっていました。)
額縁スペースが無くなってしまったらコスパ最強のラミネーター
それでも粘着フックが落ちてきたよ!
絵が増えたら額縁をまた買わなきゃいけないの?
もう額縁だらけ!な方におすすめの方法です。
まず、額縁に子どもの絵がまだ1枚しか入っていないようでしたら、
どんどん新しい絵を表にして、
古い絵が後ろに来るように重ねていくことで
額縁の量をコントロールできます。
子どものお絵かき用紙は薄いものがほとんどなので、
10枚くらいは収まる厚さです。
美術館と同じでいつも同じ絵だと飽きてしまうので、ちょうどいいと思います。
でも、毎回絵を入れ替える余裕がない!!
額縁はやはり留め具をはめるために、
マイナスドライバーが必要だったりで面倒ですものね。
さらに、画鋲がつかずフックで額縁を釣っていたけれど、
バタンバタンと落ちてきた!という場合の対処法です。
フックはそのまま利用できるようなら利用して、
額縁自体を変えることにします。
…それは飾れて丈夫に保存もできる、
ラミネーターです。
職場では見ても、
あまりご家庭で持っているお家は少ないかもしれないですが、
ものすごく便利です。
家で買うには高いのかなぁと思っていたら、
全然そんなことありませんでした。
2,000円弱でA4サイズのラミネーター、
ラミネート用ファイル100枚で1,000円以下、
合わせて3,000円以下で100枚の絵が保護&掲示できるのでした。
額縁を買って掲示することを考えると、
かなりのコストダウン&省力化です。
ラミネーターですと2分くらい待てば、
専用フィルムに挟んでどんどん保護&掲示可能状態にできますので、
絵がたまってしまっても作業が早いです。
(一時保管分、と思いながらも、どんどんたまりますよね)
飾り終わった時に箱やファイルにしまう時も
クチャクチャしないので頼もしいものです。
こちらの商品は、操作が簡単で、子どもにもやってもらうことも出来おすすめです。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328195853-300x300.jpg)
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328094737.jpg.jpeg)
持ち運ぶのもラクなので、
職場や防水掲示物を作りたい時にも大活躍。
おまけのラミネートフィルムが付属しているのも地味にうれしいです!
フィルムも意外に重いのでラミネーター買う時に一緒に買うのが賢い気がします!
結局このラミネーター購入して5年以上経っていますがまだまだ現役です。
一度ラミネートフィルムを逆さに入れてしまい詰まってぐちゃぐちゃになったのですが、
なんとドライバーで開けて自分で詰まり部を修理することができました!!
【全時期共通】大きな絵は専用額縁の購入がおすすめ
作品展やコンクールに出た作品はまず額縁へ
![額縁の絵](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2019/02/20230319_100217-300x300.jpg)
四つ切アートフレーム
![額縁の絵2](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2019/02/20221228_180745-224x300.jpg)
B4サイズフォトフレーム
四つ切サイズになるともう流石にちゃんとした額縁を購入せざるをえませんが、
我が家お気に入りのシンプルで数枚画用紙の入る額縁はこちら。
意外にお手頃で、絵を入れやすくインテリアにもフラットに馴染みます。
嵩張るのと破損が怖いのでネット注文がベストです。
子ども2人分×四ツ切・B4(八ツ切より2,3センチ小ぶり)で購入すると
1年間春夏バージョンと秋冬バージョンで変えられます。
(画像はクリスマスにカブトムシですが苦笑)
一定期間飾ったら特大クリヤーファイルへ
飾った後は、大きな絵はしまいやすく、
見返しやすいクリヤーファイルが便利です。
ただ、○ツ切と呼ばれる画用紙サイズはメーカーにより誤差があり、
ビジネス規格のA○、B○との互換性もありません。
だいたい、
B4(昔の学校のプリントサイズ)<八ツ切<A3(A4コピー用紙2枚分)、
四つ切<A2 とざっくり覚えておくといいかなと思います。
そして、実店舗で買う時に注意してほしいのがファイルの破損。
四角や背表紙の上下が割れていないものを選んでくださいね!
(カイン○ホームで買ったら4つのうち3つ割れていました。)
どうせ数100円の違いなら返品交換の手間を考えると
高いものを選んだほうがいいと思います。
コクヨなら安心。
クリヤーカラーなのは、わかりやすいし、絵が見えて可愛いからです。
子どもも喜んで自分で愛しみながらファイリングしています。
もっと早くから買っておけばよかった!
もっと大きい絵を描いているよ!というお家はA2サイズを!
新聞はもちろんのこと、ポスターも入りそうです。
作品を収納するコツはサイズ別に分けること
シーズンを終えたら、サイズごとに収納します。
【小~中サイズのかさばるもの】バンカーズボックス
バンカーズボックスとはその名の通り銀行の書類保管箱として
使われていたダンボール素材の保管・収納BOXです。
画像は100円均一のバンカーズボックスです。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
100均でもいいけど、長くとっておくものなので、
きちんとしたバンカーズボックスを買っておくと、
おもちゃや保育園日誌入れなど色々な用途に再利用できておすすめです
【日常の折り紙・お絵描き・お手紙】ファイル/ステーショナリーケース
これも100円均一。
やたら捨ててはいけない折り紙作品が大量にあったりしますよね。
年少さんくらいなら、本人も探しやすく、
溜まったら本棚にしまっていく事も出来ます!
呼び方はファイルケース、ステーショナリーケース、ドキュメントケースと様々。
【中~大サイズの季節の大型作品】無印のPPボックス
年々、溜まっていくお雛様の作品や作品展で親子制作した立体作品など、
捨てられないものは今は捨てなくていいと思います。
引き出し型のクリヤーボックスに収めれば
意外と季節ごとに取り出して飾るのも苦ではなくなります。
特に、保育園・幼稚園のときの作品は大量ですが
無限に増えるわけではないから安心してください。
今の数年間、とっておいてあげてほしいな、
というのが私の本音です。
なぜなら、
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
せいぜい4年生までです
乳幼児期の6年間×工作大好きっ子2人分でも、
せいぜいこのボックスが4つもあれば十分すぎるくらいです。
いくらでも代わりの買える服の肥やしを捨てて、
二度と手に入れられない子どもの作品スペースにしてほしいと思います♪
引っ越しの際には子どもに確認して写真に収めて処分も可能です。
【特別のお手紙やカード・折り紙】スクラップブック
小さな手で一生懸命作ってくれたプレゼントの折り紙などは、
100均一のスクラップブックに貼り付けいつでも見られるように。
パパがこの方法を始めたので、私も真似しています。
最近は100円均一でスクラップブックが売り切れ、販売していないことが多く、
探すのも手間なので一度に多めに購入しています。
もうすぐ小1・小3になる子どもも、
好きな作品や新聞の切り抜き、かわいい動物の写真、
雑誌や欲しい物リストを貼るようになりました。笑
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328094737.jpg.jpeg)
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328195853-300x300.jpg)
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210401153349-300x300.jpg)
処分の前に、InstagramやGoogleドライブ内にギャラリーを
それでも収納場所がなくなっちゃった!
写真にとってもどうせ見返さないし
…心苦しいけど気づかないうちに捨てるよ…
という方には画像ファイルでの思い出保存をオススメします。
Instagramで作る子どもや家族のオンラインギャラリーは
手軽&みんなからも反応があって楽しいですよ。
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328195853-300x300.jpg)
![](https://oyacoart.com/wp-content/uploads/2021/05/avatar20210328094737.jpg.jpeg)
その時の思いやキャプションも一緒に残せますしね。
もちろん作品に個人名がのっていて
個人情報を隠したい場合は非公開設定もできます。
また、すでにアカウントを持っていて、それと子どもの作品を分けたい方は、
設定から別のアカウントを作ってみても。
ちなみにAcoのインスタは家族の作品集になってました。
今はインスタを退会してしまいましたが、
全国にお友達ができたり、海外からも沢山GOODいただき、
特に公開を予定していない方は、Googleドライブなどの
オンラインストレージに残して置くというのもおすすめです。
共有ファイルにし家族だけが投稿・作成・閲覧できるようにも、
様々な使い方ができます。
だいぶ長編記事になってしまいましたが、
基本飾る・収納する・・・最後に画像で保管する、というスタンスでお伝えしました。
植物が限られた条件の中でも、どんどん成長して、目まぐるしく美しくたくましく変化していくような、
そんな子どもの生命エネルギーをいつも作品から感じています。
それでは今日もお元気でお過ごしください。
お読みいただき、ありがとうございました。
他の作品の飾り方も参考にどうぞ。
-
-
親子アートおすすめ作り方から飾り方便利グッズまで【まとめ】
こんにちはAcoです。 下の子も小学生になるこの春。 だいぶ幼児の頃から遊んできた記事がまとまりましたので、 初めての方もこれだけ読めば大体どんな親子アート遊びができるかわかるように 総 ...
続きを見る
プロモーション【新居や祖父母の贈り物に】絵を画像添付するだけでプロ絵画仕様に
こちらは、イラストレーターさんや写真家さんが、
画像を送るだけで、本格的な額装&インターネット販売できるサービスなのですが、
私達子育て家庭にも使えます。
・新しい家に子供の絵を本格派アートとしておしゃれに飾りたい
・ インテリアが好きな祖父母への贈り物に孫の絵を簡単におくりたい
そんな使い方ができますので、ぜひチェック。
5,000円くらいからなので、額装やさんに行ったり絵を送る手間やコストを考えると、
プロにすべておまかせできるのは楽ちんです。